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Pisnowar

札幌でアクセサリーの製作・販売(委託販売)を行っています。
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手とてとテ展 終了しました。
お越し頂いた皆様ありがとうございました。

片付けをして、アトリエに荷物を置いて、家に帰る。


荷物を床に下ろして、
はぁ〜疲れたー!
と口から出たが、


これから芦別まで車を走らせる両親の事を思うと足を向けて寝られません。


寝てる場合ではないので、
空腹を満たすべく、
肉まん二つと、お昼に食べ損ねたゆで卵、黒蜜きな粉の串団子2本とクロワッサンをふたつ。


日本酒のあてにしてるが、
まだ食べられそうな胃具合。


肺いっぱいに吸い込んだ煙が心地良く、今すぐにでもベッドに横になりたい気持ちを抑えつつ、
これを書いてます。


今日気付いた事は、
今年でPisnowar10周年!

あっという間の10年のように感じます。


スローペースでゆる〜りふわ〜りと積み重ねてきた10年。


そして気が付けば31歳。


良いんだか悪いんだか。


一昨年事故って半年以上無気力で過ごしてきましたが、
やっとこペースを回復できてきたかなと。


今月はまたプチ出店があり。
近々アップします。


大食い自慢と疲労自慢と事故自慢みたくなってきたので、
そろそろやめます。


毎日のSNSでのリアクションありがとうございましたーん!
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2016.05.01.Sun 20:35 | 何て事のない話 | trackback(0) | comment(0)
※コメント欄に追記あり(合わせてお楽しみ下さい)


母と姉に見送られ札幌行きのバスに乗り込む。

さすが正月、富良野から来たそのバスは混み混みだった。
空いてる席は見当たらない。

相席するなら同性の方がいいが、
めぼしい席の彼は眠っていたので、立ち止まっていたすぐ横の席に着くことにした。

「隣空いてますか?」
一応声をかけておく。

眼鏡をかけた20代のちょっとしたロリータは
「あ、はい」と応えて、
より窓際へと身も荷物も縮こませていた。

「そんなによけなくて大丈夫ですよ」
ぼくは大きな手提げバッグとリュックを足元に収めながら言った。

が、
もしかしたら、ぼくと一ミリでも離れたいと思っての行動だったとしたら、
今の発言はキモさに拍車をかけたな、

などと考える。

ペーズリー柄の中綿ヤッケのせいで、いつもより少しふくよかなぼくは、

モゾモゾと最小限の動きでポケットからスマホを取り出す。


視界の端で隣のお嬢さんが少しこちらを見ている。

あとひとモゾで終わるから待てぃ。


これじゃ上着を脱げそうにない。


気休め程度に首元のチャックを少しだけ下ろした。


しまった!


シートベルトをしていない。


ここでまたモゾモゾしたら
キモさ倍増だ。


次の停留所で人が乗り込んできた喧騒に紛れてシートベルトをする案を採用しよう。


10分もしないで次の停留所に着く。
今がチャンス。
膝の上のリュックを少しズラして
手を後ろに回す。

肩も肘もこれでもかってくらい最小限のモゾモゾでお尻の後ろのシートベルトを手前に回す。


視界の端で隣の顔が少し傾くのを認識した。
ヤバイ。
いや、違う、ぼくはただシートベルトを閉めたいだけだ。


カチャッ

その見事なまでの無駄の無いモゾモゾでシートベルトは無事に閉められた。

よくやった、自分。

お腹の上に伏せておいたスマホで母に一報を入れる。
充電が少ないのと、
おそらく画面が隣から丸見えになることを察して、
またお腹の上に伏せておくことにした。

次のミッション。


カバンから雑誌を救出せよ。


またも肩、肘は体にピッタリとつけ、
肘から先、手首、自由な左腕を駆使してリュックから雑誌を取り出す。


視界の端で隣の顔が傾くのを認識した。


もうこれがファイナルモゾだから我慢せぃ。


読みかけのページに挟んでおいたしおり代わりのタコ糸をひょろっとお腹の上に乗せ、
ぼくは文字に集中することにした。


ページをひらりとめくった時、
隣の眼鏡が声をかけてきた。


「すいません、これ開けてもらえますか?」


差し出されたのはペットボトルのお茶。


「あ、はいはい、いいですよ」


軽快に答えながら、
ページの隙間にタコ糸をひょろりと挟み雑誌を閉じる。


ぼくのシナプスは一気に繋がり始めた。


眼鏡、ロリータ、ペットボトル開けらない、ここにメンヘラあり。


そして、緩い。
蓋が緩い。
これならあともう少し頑張れば開けられたんじゃね?
あ、頑張れは禁句?
っていうか、これならファイト一発で親指だけで
クルクルクルーー
スパーーーーン
で開けられたな〜

なんて事を一瞬のうちに頭に巡らせながらも、

「はいっ」とケイン・コスギさながらの爽やかさで蓋の緩まったペットボトルを手渡した。

「あっありがとうございます。」

受け取るその手が少し荒れてるのを見て、

もしかしたら手荒れが痛くて開けられないか、
もしくはアトピーか、


訳は知らぬが、ちょっとしたことができない不便さを感じる時もあるよね、
と、ほんの少しだけ反省した。


雑誌の続きを読む。


数ページ読んだ頃だったろうか。


ぼくは文字を読むのが遅いので、
時間にして20分以上は経っていたと思う。


途中何度か停留所に止まっては、
後ろから順に補助席が埋まっていくほどバスは混んでいた。


雪は少し強まり、外はうっすらと暗くなり始めていた。


ガタガタンッ


バスは少し揺れた。


ちなみに芦別名物はガタタン。


野菜や海鮮などをあっさりめの塩味のとろみあるスープで煮込んだものだ。


それを米や麺にかけて食べるらしいが、我が家では一度も食卓に出たことがない。




第一ステージ

バスの揺れと同時にメンヘラがもたれかかってきた。


そういえば、さっきから船を漕いでいた。


でも、バス内睡眠、隣の人に持たれかかることはよくあることだ。


ぼくは気づかないふりをして雑誌の続きを読んでいた。


隣の重みが和らいだり、増したり、何度か繰り返された。



高速道路の停留所からまた人が乗り込んできて、
ついには前から3番目の席のぼくの隣の補助席まで埋まって、


ついには見事バス収容100%になった。


停車の揺れで目が覚めたのか、
隣の眼鏡ちゃんは小さく声を出し、
体を元の位置に戻した。


が、バスが発車してすぐ、
また隣のメンヘラはぼくに体重をかけてきた。


こりゃ爆睡だな。



辺りはすっかり暗くなり、
路面状況もわりと良いのか、
心地の良い揺れのままバスは進んでいく。



第二ステージ

ついに肩に頭を乗せてきた。


ぼくの上着はシャカシャカしてるので、きっと収まりが悪いんだろう。


ぼくの肩の上で頭が、
前に行ったり後ろにいったり。


そしてようやくみつけたようであるベストポイント。

耳元で鳴るシャカシャカ音は収まった。


人様の中綿ヤッケにもたりかかり、人様の肩を枕にして眠るとは
何と幸せなやつめ。


ぼくの姿勢は右側から重圧でやや左に傾き、隣の補助席のお姉さんにプレッシャーをかけていた。


隣の幸せ者はちょっと吐息を出したくらいにして、
スヤスヤと眠っているようだ。


第三ステージ


わからない、
どうゆう状況なのか、
どんな夢を見ているのか、


ぼくは隣の眠り姫に腕をギュっと握られている。


ぞわぞわする。


全然雑誌の中身が入ってこない。
頭の中と雑誌の文字を行ったり来たりしてるせいだ。


もう、これ完全にコイツ寝ぼけてやがる。
熟睡安眠夢の中。


いや、気づかない、
ぼくは何も気付いていない、
知らないよ、
体をもたれかけられ腕を捕まれてるなんて知らない。


ぼくは平然を装って雑誌に集中することにした。


ちょっと変なところにシートベルトがあって腕が動かしづらいと思っておけば、
たいした気にならなくなった。


途中何度かモゾッとしてみたが、
全くの無反応。


あれ、もしかして意識なくなった?
ってくらい無反応の隣のマグロ。


そしてページをめくろうとして気が付く。

あれっ、右腕掴まれてたらページめくれないやんけ。


これじゃピグモン以下やんけ。


いやでも、待てよ、
何故ぼくが隣のマグロを気遣って起こさないようにしなきゃならんのだ。


むしろ気付け、人を快適な寝具にするな、起きろ。


ぼくは精一杯何食わぬ顔で無理矢理腕を動かしページをめく・・・



スリ〜


少し頭が動いている。


ぼくの肩の上をスムーズに、
ヤッケの滑りを利用して、
少しずつ頭が動いているのがわかる。


ぼくは真っ直ぐ雑誌を見つめているが、
意識はビンビンに右側を見てる。


でも視野の限界、
目玉も首も動かせない。


でもたぶん、

何かだんだんこっちに顔を近づけてきてるような気がする。


いや気のせい気のせい木の妖精。


でもーーー


なんかーーー


体温か、吐息がーーーー


顔に近づいてきてるように感じるーーーーーー


「あっ、」


小さく声を出し、隣の夢見る少女は体を離した。


魔法が切れたのかい?
ぼくのほほ毛が気になったのかい?


っていうか、まじお前なんの魔法にかかってるの?


隣の補助席のお姉さんは
たぶん僕たちが恋人だと思っただろう。


違うぞ、助けて。



ぼくは変な汗をかき、体温と鼓動が上昇していた。


違うぞ、お前にときめいた訳ではない。
この心臓の音は混乱だ、恐怖だ。


もう色んな考えが頭を巡って雑誌どころではなくなってきた。


もう寝たフリしながら寝よう。


ページと目を閉じた。


膝の上で雑誌の端を手で押さえるようにして、落ちないように固定する。

なんて行儀の良い眠り方だ。
見習えよ。


まだ少し胸がドキドキする。
あの時ほんとに顔が近付いていたのか、気のせいだったのか。


っていうか、ほんとに寝てるのか。意識してやってるとしたら
すごい行動力だよ。
メンヘラじゃないの?
君なんなの?


全然眠れそうにない。


それなのに。


隣のスキンシッパーはごくごく自然に、体を傾け、肩に頭を乗せてきた。


さっきよりも深く頭が乗っているような気がする。


髪の毛が頬に当たってくすぐったい。


でもぼくはもう眠っている。
君が持たれかかっているなんて知らないよ。


モゾモゾ


モゾモゾ


気づけよ。


全く動じない。

でも今度は腕は掴まれてないから大丈夫。


第四ステージ


モゾモゾ作戦に失敗したぼくは
お行儀の良い姿勢のまま眠っている。


ぼくは目は閉じている。
呼吸も穏やかだ。



ソッ



はい?????




手を


































えっえっえっ

なに?なしたの?
どうしたらいいの?


えっなんで寄り添うカップルみたくなってんの?


こいつ、絶対寝てない!


わずかに開いたぼくの親指と人差し指の間に指をすり込ませてくる。


また鼓動が高くなってる。
落ち着け、落ち着け、
深呼吸、鼻で深呼吸。


深い眠りについているんだ、ぼくは。


心臓バクバクさせて鼻息フゥンフゥーンしてるのは興奮じゃない。



動揺だよ、驚きだよ、恐怖だよ、


異性に手を触れられてこんな気持ちになるのは始めてだよ。


補助席のお姉さん異変に気付いてよ、カップルじゃないよ。


隣の恋人はぼくとの触れ合いを増すためにキュッと指の力を強めた。


より握りやすいように少しずつ指の位置を変えていく。



ぼくは薄目を開ける。



現実だ



ガタンッ



バスが揺れた!

チャーンス!


はいっ!今の揺れでぼくは
目覚めましたー!


声にならない寝ぼけた声を出し、
ぼくは手と体を動かした。


「ぁっすみませんっ」


隣の握り寿司は手を離し、体勢を戻した。


すみませんじゃねぇよ、
シャリじゃねぇよ、
お客さんっ今日は生きの良いマグロが入ってるよっじゃねぇよ


動いてるからそのマグロ
全然死んでない。


でもぼくは眠っていて何も気が付いていませんよーってお札を全身に貼り、


手をやや中央に寄せて、
もうひと眠りすることに。


体は微妙にモゾモゾさせて、
呼吸はふかーく、ふかーく。


そんな事をしてたら眠れた。
ほんとに眠れた。
ちょっと口を半開きにしちゃったくらいにして。


でも、また僕らは身を寄せ合い
手を握られてた。


一瞬で目覚めた。


というより青ざめた。


もう心臓はバクバクしない。
体は硬直に近い。


薄目も忘れて自分の手を凝視してた。


いや、でも、
もーしーかーしーたーらー

ほんとに眠っていて、
彼氏と別れたとか、
父親が死んだとか、
なんか寂しいことがあって、
眠りながらにして手を握ってしまったのかもしれない。


そこにさらに傷を付けるようなことはしない方がいいだろう。


何て言えばいい?
何をすればいい?


ダメだ、やっぱり動揺してる。
冷静に頭が働かない。


アメもムチもダメ!
それがメンヘラ!



やっぱり気付かないフリしよう。


寝起きでピクッってなっちゃいました〜作戦を実行することに。


もう一度目閉じる。

スヤ〜スヤ〜

ぼくは眠ってますよ〜


ピクッピクピクッ


ぼくは、意識を失っていた主人公がエンディング近くで目を覚ますように、指先を動かした。


隣の魔女が手を離した。

魔法が解かれたぞ!


ぼくは少し伸びをして、
大きくあくびをする。

外の様子やスマホを確認して、

今まで眠っていたので
何も気づきませんでした〜
の空気を目一杯出した。


ちょうど、バスも高速を下り、
札幌市内に入った。


ここからはね、
さすがに誰も眠りませんよ。

ん?わかる?
ここからは誰も眠りませんよ?


チラ見してみたら
窓の外眺めてやがる。


補助席のお姉さんはどう思っただろう。
手の位置なら見えてたはずだ。


第五ステージ



バスはどんどん中心部に向かう。


人もチラホラ降り始める。


サッポロファクトリー前を過ぎたところで、
ぼくはスマホをしまい、
シートベルトを外した。


上着のポケットからカードケースを出し、切符と整理券を出しておく。


トントン


そっと腕を叩かれる。


隣のメンヘラメガネマグロの眠れる森の魔女みたいな恋人の寿司職人は、
スマホの画面をこちらに向けてきた。


メモ帳には

「どちらでおりられるんですか?」

漢字を使え!

お前が文字ならこちらは声だ!


「次です」

そろそろ止まりそうな停留所を指さして言った。


補助席のお姉さんが一瞬こちらを向いたが気にしない。


その後もう一度スマホの画面をポチポチしていたが、
パタと手は止まった。


そして、バスも止まった。


ぼくはリュックを背負わず、
二つの大きな荷物を両手に持って席を立つ、
すぐ後ろから人が迫ってきていたので、

あらゆる座席に荷物を引っ掛けながらバスを降りた。


リュックを背負って歩き出す。


振り返らない、絶対に。


赤信号に引っかかった。


手提げのバッグを地面に下ろし、
小休止。


辺りを見渡すフリをして、
そっと後ろを振り向いてみた・・・























誰もいなかった。

セーフ!!!!

あぶねー!!!!

怖かったー!!!!


その後も地下鉄を乗る時、
家に入る時、キョロキョロと後ろを振り返りながら
何とか部屋の灯りをつけ、
やっとひと息つけたのである。



そして、実家から貰ってきた餅を食いながらTwitterで
「バス」「バス 札幌」「バス ペットボトル」を検索してみた。

何もヒットしなかった。




2016.01.04.Mon 23:05 | 何て事のない話 | trackback(0) | comment(1)
20160104230126762.jpg



始まりました2016年も既に3日も経ちましたと!


昨年大変お世話になった方も
そこそこお世話になった方も
そうでもない方も皆々様、

本年もどうぞよろしくお願いしますだし、
良い年を迎えておられますでしょうか?






はい、それは大変よろしゅうございます。


さて、わたくし、
自身をサクッと振り返りました昨年末。

客観的に己を見つめ直してみたところ、
どうもつまらぬ奴でございました。


楽しい事も楽しくない事もあるのが人生というもののようですが、
だいたいが、トータルで見ると
毎年毎年楽しい一年だったという自己評価をしておりました。


がしかし、去年はどうもイマイチ。
楽しいことは沢山ありましたが、
どうもイマイチ。

つまらぬ奴だった。


ははぁ〜ん、そうか、
去年は個展(1人で)をしなかったからか。


答えはすぐに見つかりましたと。


どうやら、やっぱり、
ぼくという人間は何かしらの形で自分の中にあるものを表現したい生き物だと実感した次第でございます。


作りたい物は山ほどある。
やりたい事も山ほどある。
やろうと思えば何だってできる。


大気圏の外で隕石を使ったアクセサリーと、
無重力を最大限に活かした天地無用、どこからでも開けられるバッグと、
思いっきり肺いっぱいに吸える綺麗な空気のありがたみを表現した空間の個展だって、

やろうと思えばできる。
色々必要だけど(特に金、主に金)

タイトルは
「20XX年から空気税納めなきゃいけないような気がするから、今のうちに何とかしておこうぜ」



そう、そうやっていつものように
小難しいタイトルをつけてるのさ!


話を戻そう!


今年は個展にグループ展に出張、オーダー、
それと家族展を充実させたい。


しっかりやることやりつつ、
やりたい事をやる!
ソイヤッ!


周りから何と言われようと、
何が起ころうと、
知らん!嫌だ!


今年は楽しく生きるんだ!


絶対に邪魔させない!



がしかしですね〜


お世話になっている色んな大人の方々から人生のアドバイスを頂いてきた訳ですよ、今まで、何度も。


それが、やっと脳みそで分解できて体に巡っていく感覚が実感できてるんですよ。


最近、
ここ2ヶ月くらい。


やっと。


アドバイスって頭ではだいたい理解できるよ、だいたい。
でもそれ、
噛んで噛んで飲み込んで
自分の身でやって、

始めて「できた!」だからさ。


まだできてないけどさ!


でも前よりたぶん1mmくらい成長したはず!


だから何でもやる。


あと、今年もなるべく心穏やかに過ごす。


ってことで


楽しく生きるぼくの一年、
どうぞ、温かく見守ってください。


健闘を祈れ!



ついでに皆さんも充実したにこやかな大満足の一年になりますように、


と、心から願っておりまする。
2016.01.03.Sun 23:04 | 何て事のない話 | trackback(0) | comment(0)
20150108.jpg




なんて書くと、
矯正もできるアクセサリー屋さんっぽく聞こえる。
そんな事無い?


矯正されてるのはぼく。



失われた噛み合わせを取り戻すべく、
これから約2年くらいこんな姿になってるわけだ。



久しぶりに会った人が驚かないように
全世界に公開しておく。



お昼ごはんにパスタと素朴なパンを食べた。
金具の上に麺がヒュルヒュルと登っていき、
なかなか降りてこない。



上唇の内側は違和感というより常時異物感。
これは長い戦いだ。



にっこり笑った時に面白いように、
文字でも書けたらいいのにな~。



お餅は大丈夫ですか?
と担当医に聞いた時の
「餅はだめ!」
の一言が気がかりだけど、



今日はおしるこ食~べよっと!



明日9日(金)からアトリエショップ開けます!!


Pisnowar the FACTORY

- accessories & others -

・金土日のみ営業
・13:00~20:00

札幌市中央区南1条西1丁目2番
大沢ビル4F
Caballero Studio 内


1月のオープン日はこちら↓

1月のオープン日
2015.01.08.Thu 17:17 | 何て事のない話 | trackback(0) | comment(0)
2015年賀状blog



くそ野郎ふざんな2014とは
おさらばグッバイした2015年1月1日午前1時。



ふ菓子で年越しをして気分よく映画を見ていたわけだが、
なにやら、水の滴るピチョンピチョンという音に
席を立つはめになる。



台所へ行って蛇口を閉めなおそうと手を伸ばすも、
水が垂れた形跡はない。



ならば風呂かと思い、
シャワーの蛇口に手を伸ばすも、
そこも水が垂れている形跡はない。



はて。




もう一度台所へ行き耳を済ませる。




ピチョン・・・




ピチョン・・・




それは上の階から聞こえている。
間取りは同じ、我が家の台所の上には台所がある。





一安心して映画の続きを観る。





ピチョン・・・。




ピチョン・・・。




静かなシーンの時に耳に入ってくる水滴の音。



もう一度映画を中断する。
静まりかえる室内。




ポチョン・・・





ポチョン・・・





やはり台所の真上から音が聞こえる、
が、
シンクに滴る水の音なんて聞こえるか?





いや、いや、いやいや。




最悪の事態が頭をよぎるが、
一度冷静になろうと、
ふ菓子を食べる。





ポチョン・・・




ポチョン・・・






台所に立ち、上を見上げてると、




突然天井が崩れて、
大量の水と瓦礫が





ドバァバァバァーーーー!!!!








なんてことにはならないとはわかっていても、
早くなる鼓動。




もう一本ふ菓子に手を伸ばし、
映画の続きを観る。




ポトン・・・




ポトン・・・




え?



台所の方を向く。
まさか・・・。
いや、それはない。





ポトン・・・




ポトン・・・



え?いや、は?




部屋の床に滴る水滴の音。




ちょっちょっちょっ!




は!は?は!は?




変な声が出る。




映画を止めるのも忘れ台所へ向かう。





ポトン・・・



ポトン・・・




床が若干濡れている箇所を発見する。





いやいやいやいやいや!





手近にあった雑巾で濡れた床を拭く、

と同時に上を見る。






対面キッチンの梁の隙間に膨れ上がる水滴。




ポトン・・・





落ちてはまた新たな顔を覗かせる。





その間隔、約1秒に一回。






これはとても雑巾では間に合わないと、
捨てる予定の炊飯器の釜を受け皿にする。




脈打つ心臓に震える手。
ケータイで慌てて管理会社に電話をかける。




深夜かつ正月なので絶対に出ない事はわかっているが、
必ず緊急の連絡先をアナウンスしてくれるはずだと踏んでペンを握る。





口早にそれを伝える音声ガイド。




それがわかればこっちのものと、
すぐさま番号を入力する。





3コール目で繋がった先は警備会社。
新年早々すみません、と前置きをして現状を伝える。





炊飯器の釜に着実に水は溜まっていく。






警備会社の人はまずは原因がわからないことには解決しようがない。
とりあえず上の階に人が住んでいるかを確かめる事を勧められた。




そして5分後にかけなおす、
その間に管理会社と連絡をつけておくと。




これはいったいなんのミッションだ。




慌てて長靴を履いて階段を上る。



真上の部屋のインターホンを押す。
1回、2回・・・。




他の部屋に迷惑にならない程度にノックをする。

トントン・・・

トントン・・・




耳を澄ませる。






反応はない。





正月の深夜に部屋に来客があれば誰だって警戒する。




もう一度インターホンを押す。

ピーンポーン。

ピーンポーン。






ピン ポン ピン
(緊 急 です)





トン トントン トン トトーン
(ア ハッピー ニュー イヤー)




反応がない。




ドアの覗き穴を覗き込む。


覗き穴は向こうからも見えるが、
こちらからも光だけは確認できる恐ろしいものだ。




部屋の電気がついてる様子はない。




ピーンポーン


ドアに耳をつけてみる。


冷たい。






クソ。
足早かつ慎重に階段を下り、
部屋に戻る。




水滴は相変わらず・・・、


ポトン・・・



!!!!!!!






シンクに落ちる新たな水滴。
別の隙間からも水滴が落ちてきている。




ふ・ざ・け・る・な!



このまま天井がうるかされて弱くなり崩れてきたらどうするどうなる!




ポトン ピチョン

ポトン ピチョン

ポトン ピチョン

ポトン ピチョン



リズミカルな水滴の音を遮断するかのように電話が鳴った。


管理会社の人と連絡が取れたようだが、
当然の如く勤務中ではないらしい。


それでもすぐに連絡をくれるそうだ。



上の階の人に反応が無いこと、
あらたな水滴が垂れてきていることを伝える。


この状況でできることはないか聞くが、
虚しくも見守るしかないと返ってくる。


電話を切って、もう一度階段をゆっくりと駆け上がる。




ピン ポン ピーン ポン!
(水 漏れ しー てる!)




トン トン トン
(お き て)



ピン ポン トン トン トン 
(あ  け  ま  し  て)

ピンポンピンポンピンポンピン
(おめでーーーーーーーーー)


トントントントントントントントン
(とーーーーーーーーーーー)





もう暗号は無意味だと気付き、
部屋に戻る。



玄関開けたら5秒で着信。
ケータイの番号だ。



出ると、管理会社の男性。
水漏れの状況と上の階の人の反応がないことを伝える。



電話の向こうは何やら騒がしい、
笑い声や話し声が聞こえる。
新年会でもやっていたのか知らないが、申し訳ない。




そもそも上の階に人が住んでいるのかも会社に戻らないとわからないらしい。




そして会社に戻るまで1時間。
そこからここへ来るまでおそらく1時間はかかってしまうという。




それはしょうがない。



その人が来たところで何か意味あるのか?
と疑問に思いつつも、
2時間後にはスプラッシュマウンテンの如く
水しぶきをあげながら外へ投げ出されてしまう不安を胸にしたまま、
彼が会社に着くのを待った。



もちろん映画の続きとふ菓子を食べながら。




30分くらい経った頃、
床に落ちる水滴の軌跡が横目に映る。




いや、見間違えだ。




凝視する。
ポトン。



おいおいおいおい





これで3箇所目。




慌てて先ほどのケータイにメールを送る。

「水漏れ箇所が増えました。」

「もうすぐ会社に着きます。
必ず伺いますのでもう少しお待ちください。」




数分後に着信があり、
上の階の人と連絡が取れたそうだ。
その人は実家に帰省するために
水落しをしていったらしい。


が、おそらくそれが失敗しているそうだ。



電話を切り、気が気でない心境の中、
ぼくは待った。




いつ崩れてくるかわからない天井。
どこからかまた新たに水漏れしやしないかと、
台所の天井、床をチェックする。




天井の向こう側では水溜りに水が落ちているような音が聞こえる。



そっと天井に手を当てようとするが思うように背伸びができない。




かすかに触れる指先で、
水滴の振動を感じとろうするもよくわからない。




気を紛らわせようと映画のつづきを見た。
だがシーンに関係なく常にそわそわする。




タバコに火をつけて、
気を落ち着かせる。
これは映画どころではない。




パソコンの前に座り、
背筋良く台所の方を見守る。



ドンドンドン



思いのほか早く着いたようだ。
映画の残り時間は15分。
早く続きも観たいが、
玄関へ向かう。


「管理会社の○○です!」


元気が良いの良いことだが、今は午前2時。
もーすこしナイトモードでお願いしたい。




服と段ボール、色んな物が渦めく洞窟へようこそ。




普段なら管理会社の人は絶対に入れたくないが、
ここは迷わず入ってもらった。




水溜り箇所と落ちるペースを確認し、彼は上の階へ行った。




ぼくの部屋に水が垂れてくるくらいだ。
上の部屋はもっと惨事だろう。



正直もう眠い。
水滴の落ちるペースから考えても2時間に一回くらい起きて
水漏れを確認していれば、
水浸しの状態は避けられるだろう。




ただ問題は水漏れ箇所が増えること。




対面キッチンのすぐ向かいにベッドがある。
布団が濡れるのは御免だ。




なんなんだよちくしょー。




やり場のない苛立ち。
不安。焦り。




ピチョンピチョンピチョンピチョン





さ・い・あ・く・だ




水漏れのペースが早くなる。



慌てて手を伸ばしたせいでふ菓子を半分に折ってしまった。
バービー並みの歯さばきであっという間に飲み込み台所へ向かう。




新たな雑巾を設置して、
水受けになりそうなものを探す。



ピチョンピチョン

ピチョンピチョン


ピチョン



ピチョン


ぼくの焦りと反比例して水漏れはゆっくりになった。



と、玄関を開ける管理会社の彼。


ドアの外で礼儀正しく
「管理会社の◯◯です!」


いやわかるし、
それさっきも言ってたし、
ちょっと声響いてうるさいし、



と思ったので素顔で出迎えた。
今のぼくに笑顔を作れる余裕はない。




どうやら予想通り、
水落としが失敗して、水漏れ、
隙間を浸透してぼくの部屋に滴ってきていたようだ。




とりあえずこれ以上水漏れが続くことはないらしいが、
既に結構な量の水が床下に溜まっているであろうことから、




午前中いっぱいは水滴が落ちてくると思うと伝えられた。




まったく恐ろしい話だ。



特に家財道具も濡れた訳ではなかったし、
天井が崩れることもなかった。
今までとこれから続くドキドキの数時間。




管理会社の彼が気の毒に感じた。
これが普通のなんでもない日の昼間だったら違っただろう。




でも今日は1月1日。




聞くと、最初の電話をくれた時は初詣に行っていたらしい。


お願い事をする前か、した後かはわからないが、
なんで今日なんだよと思ったに違いない。




まったくもって同感です。



ほんとに気の毒だったので、
家にあったお菓子(ふ菓子ではない)をあげて、帰ってもらった。



原因がわかり、それを根絶したものの、
まだまだ水漏れは続く。


ピチョン


ピチョン



ペースは遅くなっている気はするが。



とりあえず映画を見終えたところで、
ぐったりとして、
折れたふ菓子を食べて、
ベッドを広げる。



少々不安に思いながらも、
今日はもう眠ってしまおうと決めたのだ。




薄暗い部屋の中でピチョン ポトン
と水滴の音を聞き、
小さい頃に行った鍾乳洞にまた行きたいなと思いながら目を瞑る。




確か運の悪さは2014年に置いてきたはずなんだけどな〜
などと考えているうちに眠っていた。





おはよう2015年。
昨年大変お世話になった方も、
まぁまぁお世話になった方も、
特にお世話にはなってない方も、
今年もどうぞ、
何をかは知らないけど、
よろしくお願いします。

2015.01.04.Sun 15:01 | 何て事のない話 | trackback(0) | comment(0)






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